【計算方法】片持ち梁のボルトが3本以上のときボルトにかかる荷重計算(ラーメン構造)

ブラケット

前回紹介しました2本のときにかかる荷重の計算方法の応用です。必ずしも前回と同様なブラケット構造ではないので柔軟に強度計算していきましょう。今回は4本で計算してみます。計算方法は前回と同様ですがボルト本数が多くなる分、多少面倒ですがこれさえ覚えておけばどんな荷重条件でも計算できるようになります。

計算式

次の計算式は以下のブラケットをラーメン構造とした場合の計算方法です。トラス構造とした場合の計算方法は次の記事で説明しています。後日、ラーメン構造とトラス構造の違いによるボルトへの荷重のかかり方について説明しようと思います。

Fusion360でモデルを作成

まとめ

以上が片持ち梁にかかるボルト荷重計算方法です。関数を組み込んだエクセルもダウンロードできるようになりました。当ブログのメニューしんめ倉庫でもダウンロードできます。また当ブログ上でも計算できるように環境を整えておりますので今しばらくお待ちください。

もっと簡単にブラケットを設計するために材質や形鋼のシンプルな選定方法について下記記事で紹介しています。また取付ボルトの締付トルクの計算方法についても実際の経験から、非常に面倒なパラメータ情報調査を省くために情報を一覧化した記事を作成しました。参考になればと思います。

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