【設計事例】気水分離機能付き真空発生装置_実験用(ラボ用)

真空で気体と液体も吸えて、分離した液体を見ることができ、圧縮エアさえあれば使用でき、安価で、持ち運びしやすい軽量タイプの装置を設計してみました。まだ、実用したことがありませんが、アイディアを図面化（3D CAD生成）しました。ドレン抜きをバルブタイプとフェルールタイプがあります。

装置概要_バルブタイプ

分離した液体をバルブで簡単にドレン/サンプリングすることができます。透明塩ビ配管とキャップ、バルブは塩ビ配管用接着剤で簡単に組立て可能です。

• 到達真空度 -90kPa
• 分離した液体が見える･･･ボディは透明な塩ビ
• エアがあれば すぐ使える･･･Min作動圧縮空気0.15MPa
• 自作できるから安価･･･費用50,000円
• メンテナンスしやすい･･･ドレンバルブにはフルボア採用，図面に各部品型式明記
• 軽量 3.7kg

透明フェルールキャップタイプ

分離した液体をすぐに確認したい方には、ドレン口を透明なフェルールキャップにした仕様も設計してみました。フェルールタイプなので取付取り外しも簡単に行えます。仕様はほぼ同じですが、費用とドレン抜き方法が異なります。

• 到達真空度 -90kPa
• 分離した液体が見える･･･ボディは透明な塩ビ＋底キャップも透明フェルールキャップ
• エアがあれば すぐ使える･･･Min作動圧縮空気0.15MPa
• 自作できるから安価･･･費用76,000円
• メンテナンスしやすい･･･ドレンには簡易脱着可能なフェルールを採用
• 軽量 3.7kg

CAD ダウンロードはこちら_部品型式 記載あり

重ねて申し上げますがアイディア段階です。ご購入されて実際に製作＆使用された際には、ぜひ製作上や使用上でご感想やご意見を、お問い合わせフォームにご投稿いただけると幸いです。なお、実用したことがないので問題があっても責任を負いかねることがありますが、当ホームページへの応援資金として金額を設定させていただきました。ご理解の上ご購入お願いいたします。